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加藤 幸子(かとう ゆきこ、1936年9月26日 - )は、日本の作家。劇作家の加藤道夫の姪。鉱床学者加藤武夫の孫。 農林技師の子として、父の勤務先であった北海道札幌市に生まれる。5歳から11歳までを北京で過ごし〔加藤幸子著『自然連祷』未知谷 〕、戦後日本に引き揚げた後は東京都世田谷区の祖父宅で育つ。高校2年の時、同居していた叔父加藤道夫が自殺して大きな衝撃を受ける。北海道大学農学部卒業後、農林省農業技術研究所・日本自然保護協会勤務を経て、1972~89年自然観察会代表。1982年、「野餓鬼のいた村」で新潮新人賞受賞、続いて1982年下半期(1983年1月)、「夢の壁」で芥川賞受賞。1991年、『尾崎翠の感覚世界』で芸術選奨文部大臣賞受賞、2002年、『長江』で毎日芸術賞受賞。自然と人間の共生を主要なテーマとする。日本野鳥の会会員。 == 著書 == === 単著 === *『夢の壁』新潮社 1983 のち文庫 *『翡翠色のメッセージ』新潮社 1983 *『鳥よはばたけ』学習研究社 1984 *『北京海棠の街』新潮社 1985 *『私の花鳥賦』文化出版局 1985 *『野鳥の公園奮闘記 わが町東京』三省堂 1986 *『自然連祷』文藝春秋 1987 *『時の筏』新潮社 1988 *『わたしの動物家族』朝日新聞社 1988 *『2020年トキオの森』新学社・全家研(少年少女こころの図書館) 1989 *『尾崎翠の感覚世界』創樹社 1990 萬書房 2015 *『極楽蜻蛉一家の贈り物』講談社 1990 *『私の自然ウォッチング』朝日新聞社 1991 のち文庫 *『苺畑よ永遠に』新潮社 1993 *『翼をもった女』講談社 1996 *『森は童話館』桐原書店 1996 *『鳥のことば人のことば』KSS出版 1998 *『ジーンとともに』新潮社 1999 『心ヲナクセ体ヲ残セ』角川文庫 *『茉莉花の日々』理論社 1999 *『夢の子供たち』講談社 2000 *『ナチュラリストの生きもの紀行』DHC 2001 *『長江』新潮社 2001 *『池辺の棲家』講談社 2003 角川文庫、2007 *『鳥よ、人よ、甦れ 東京港野鳥公園の誕生、そして現在』藤原書店 2004 *『家のロマンス』新潮社 2006 *『蜜蜂の家』理論社、2007 *『自然連祷 加藤幸子短篇集』未知谷 2008 *『〈島〉に戦争が来た』新潮社 2010 *『くさはら』酒井駒子絵 福音館書店 2011 *『加藤幸子自選作品集』全5巻 未知谷 2013 *『十三匹の犬』新潮社、2016 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「加藤幸子 (作家)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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